睡眠不足が招く体重増加のメカニズム

みなさん、こんにちは！
北海道/青森/岩手/宮城/山形/福島/千葉でパーソナルジムを提供しているリアルボディRグループです。

「頑張って運動しているのに体重が減らない…」そんな経験ありませんか？実はその原因、睡眠不足かもしれません。睡眠は体重管理やダイエット成功に深く関わっています。今回は睡眠不足と体重増加の関係について詳しく解説します。

睡眠不足は太る！？7〜8時間の睡眠が理想！

睡眠不足と肥満の関係についてはこれまで世界中で研究されており、多くの論文が発表されています。実は睡眠不足は太るとされています。最新の研究だと、睡眠時間が7〜8時間の人が最も肥満になりにくく、この時間より長すぎても短すぎても太りやすくなることが報告されています。特に睡眠時間が5時間以下の人は、肥満率が50%も上がることも分かっています。体重増加やむくみが気になった時は、睡眠を見直すのも一つの方法です。

睡眠不足だと太る理由

ホルモンバランスが崩れて食欲が増す

人間の食欲は、 食欲を抑える「レプチン」 食欲を高める「グレリン」 という2つのホルモンで調節されています。睡眠不足が続くとレプチンが減少してグレリンの分泌が増加するため、食欲が増してしまいます。グレリン分泌の増加が引き金となって、自然と食べる量が増えてしまい、余分なカロリーを摂取。 脂肪を体内に溜め込んで、太りやすくなってしまいます。

高脂質・高カロリー食を好むようになる

睡眠不足によってグレリンの分泌が増すと、高脂肪食・高カロリー食の食べ物を欲するようになります。間食にチョコやケーキ、ジュースなど甘いものを欲したりする傾向があります。  結果的に、脂肪やカロリーを無駄に体に取り込んでしまい、体重増加やむくみを助長して太ってしまいます。

睡眠を整えることがダイエットの近道！

寝不足は単なる「疲れ」だけでなく、体重増加の原因になることが分かっています。睡眠時間が短いと食欲をコントロールするホルモンが乱れ、つい食べすぎたり高カロリーなものを選んでしまうのです。反対に、しっかり眠ることで脂肪燃焼を助ける成長ホルモンが分泌されやすくなり、代謝もスムーズに働きます。最近、体重増加やむくみが気になる方は「食事制限」よりもまず「睡眠習慣」を見直してみましょう。質の良い睡眠を7〜8時間確保するだけでも、体重管理やダイエットの成功に大きな効果をもたらします。

ダイエット成功のために「眠る力」を大切に

ダイエットというと「食事制限」や「運動」を真っ先に思い浮かべますが、実は「睡眠」も同じくらい重要です。睡眠不足はホルモンバランスを乱し、食欲を増やしたり代謝を下げたりしてしまいます。どんなに頑張って食事管理や運動を続けても、睡眠が不足していれば成果は出にくく、むしろ体重増加やリバウンドの原因になることもあります。だからこそ、まずは毎日の睡眠を7〜8時間しっかり確保することが大切です。規則正しい生活習慣を整えることで、体は自然と痩せやすくなり、心も前向きに保ちやすくなります。食事・運動・睡眠、この3つをバランスよく取り入れることが、ダイエットを長く続け、理想の体を手に入れる一番の近道です。